小麦粉グルメとして有名どころと言えば、「ラーメン・うどん・お好み焼き」と言ったところですが、これまでに、小麦粉無しのグルテンフリーでラーメンとうどんは試してみました。
しかし、お好み焼きはまだです。
そこで、「果たして小麦粉抜きでお好み焼きはできるの?」ということで、試してみました。
調理
ということで、「小麦粉抜きでのお好み焼き」をネットで調べてみると、どうやら山芋のみでお好み焼きはできるようです。
実際に試してみました。
まず用意したのは、こちらの長芋。
その長芋をすりおろして、
千切りキャベツ、干しエビ、味付けした豚バラ、そして生卵をトッピングし、混ぜ合わせてフライパンで焼きます。
そして完成したのがこちら!
なぜかフライパンのまま。その理由は以下で説明します。
実食
出来上がりを食べてみると、トロットロッ!まんま長芋という感じです。
”長芋のソースマヨネーズあえ”ですね。
この理由は、柔らかすぎること。見てのとおり形を成していません。
皿に移さずフライパンのままだったのは、柔らかすぎるためひっくり返すことができないためでした。
なので片面焼。
これではお好み焼きではなく、もんじゃ焼きです。
正直いまいちです!
ということで、再度作ります。
リベンジ
柔らかすぎた理由を考えると、小麦という固める材料がないためです。
小麦なしのグルテンフリーでお好み焼きを完成させるのは難しいのか?
そこで思いついたのは、「卵を増やしてみるといいかも」ということでした。
初回は卵1個でしたが、2個に増量。長芋も前回より少なめにして卵感を強めます。
要は、卵焼きに近づいてしまおうという作戦です。これで作ってみます。
今度はちゃんとひっくり返すことができる程度に固まりました。
味は長芋感がやはり強いものの、ちゃんとお好み焼きです。
まあ、お好み焼きはソース・マヨネーズが強いので、その2つさえ揃えば”だいたいお好み焼き味”となるですが。まだ理想的なお好み焼きには届かない感じです。
さらに卵を3個4個と増量すればいいのか?それでは単なる卵焼きとなってしまうのでは?
今後さらに研究していこうと考えています。
後日
ということで、後日さらなるリベンジをしました。
今度は、長芋ではなく、よりネバリが強い大和芋を用意。
人から聞いたところ、片栗粉も入れるとよいと聞いたのでこれも追加。
すった大和芋に片栗粉と具材をあわせて再度焼きます。
しっかり固まりました!
これは完璧なお好み焼きです。我ながら見事な出来栄えです。
断面はこんな感じです。しっかりしています。
さて肝心なお味はどうだったかというと完全にお好み焼きでした。
ただし、ほぼ芋だけなのでハッシュドポテトっぽい食感です。モチモチな食感はあまり無し、小麦が入っていないので当然ですが。
でもこれならば、ちゃんとお好み焼きといっていい一品です。今後も定期的に、このお好み焼きを私は作るでしょう。